*思いつきで書きますので
文章はまとまっていませんが。
易は「上下」ということを重んじます。
そもそも易は乾坤天地が母体ですからね。
乾天は上で、坤地は下です。
ですから易卦においてもこのような見方をします。
上卦であるか。下卦であるか。
下は身分が低い。上は身分が高い。
下は準備段階、上は活動の舞台であるとか。
たとえば屯に兄弟の不和を見ることがありますが、
これは震の長男の上に坎の中男があって、
上下関係がギクシャクしているからです。
長幼の序が乱れているのです。
六爻のうちいずれの爻位であるか。
同じ中位にあっても、五と二とで運勢が異なるのは、
下卦の方が身分の低い家来の位地だからです。
下は上の応がなければ活躍は出来ません。
各爻においても、
陰が陽に乗る比乗の関係を凶と見るのは、
陰は下にあって陽を承けるのが
理の当然であるという思想からです。
易は徹頭徹尾、上下の関係を重んじる体系なのです。
× × × ×
天水訟・二爻の象伝に、
「下より上を訟(うった)う、
患(うれ)いの至ること
掇(ひろ)うがごとくなり」
とあります。
下の者が上と争えば、
下にとっての災いとなることは
必然の事であると云っています。
下がどんなに正しくとも、
(悲しい哉!)
上の権勢には勝てないのです。