そもそも易占は、
- 可否・成否(三変筮)。
- 推移・成行き(六変筮)。
を占うものです。
可否・成否。
推移・成行き。
易占においては、
これらを占いましょう。
前者は三変筮を用いて。
後者は六変筮を用いて。
こう書きましたが、
ここまでのことが、
出来てない人が大半です。
初めのうちは、
定石どおりにやりましょう。
そして、とりわけ、
可否占の腕を磨きましょう。
可否占は、
占い鑑定の「核」となるものです。
可否占のない鑑定は単なる人生相談である。
可否を見ておくと六変筮の解釈が正しくできる。
易占の最大の効用は可否を断ずることにある。
可否を断じる能力は易経を読む力に比例する。
初学のうちは上級者と逆の判断をすることが ママ ある。
おもいつくままに掲げてみましたが、
可否占を上手にするためには、
占的が的外れにならないように、
何がこの占の ポイント かをよく考えること、
これも重要です。
勉強法としては、
易占の基礎を
易経によって学ぶこと。
易経を読むことで、
六十四卦の理解を深め、
卦と爻と爻辞の連環をつかむ。
これが重要です。
とりあえず、
岩波「易経」、本田「易」を読んで、
楽しい! と思えることを目標にしよう。