風地観は、
卦名の「観る」をもって、
占うことは少ないようです。
それより、
下から陰気が伸びて来て、
運勢の衰えてゆく消長卦として、
見ることのほうが多い。
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そして、もはや
山地剝の運勢を含んでいると。
また、
易研究会の ベテラン 先生は、
上巽、下坤の形から、
「地上に不景気の風が吹く」
なんてよく云っていました。
新井白蛾は、
花を見て雨に遇うの意
と詠っています。
二陽を見上げる卦体より、
花を見て
運勢が変転して イタイ 目に遇うのだと。
そうならないように。