月幾望。月
この句は、
・小畜上九
・帰妹六五
・中孚六四
に出て来ます。
月は満月に近い、
という意味です。
昔読んだ、
先代・銭天牛氏の『銭流・易経』には、
望みが叶うのも間近か・・
みたいなことが書いてありましたが、
そう占ってはなりません。
易では「月は満ちてはいけない」
ということを覚えておきましょう。
月は陰の精ですからね。
陰が極まればそれは坤の上爻です。
つまり 月幾望 は、
「盈満の咎め」なのです。
(ググってください。笑)
月幾望=陰徳の美しさ、
とも云えますがね。