易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

易と満月

月幾望。ぼうちかし。

この句は、
・小畜上九 
・帰妹六五 
・中孚六四 
に出て来ます。

月は満月に近い、
という意味です。

昔読んだ、
先代・銭天牛氏の『銭流・易経』には、
望みが叶うのも間近か・・
みたいなことが書いてありましたが、
そう占ってはなりません。

易では「月は満ちてはいけない」
ということを覚えておきましょう。

月は陰の精ですからね。

陰が極まればそれは坤の上爻です。

つまり 月幾望 は、
「盈満の咎め」なのです。
(ググってください。笑)

月幾望=陰徳の美しさ、
とも云えますがね。