略筮と違って、
三変筮は爻変しないので、
変化が見られない、
という人がいます。
しかし、
易における「変」というのは、
本卦→之卦 ばかりであるとは、
必ずしも云えないのです。
というのも、
一卦における六爻というのは、
卦の象意が、
爻の位置によって生じる変化、
であると云えるからです。
つまり、
三変筮において、得られた爻の
爻象、爻辞を見るということは、
卦中における変化の一つを見ている、
ということだからです。
このあたりは、
易経を読んでいないと、
モヤモヤするかもしれませんが。