易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

八を望んで

易学大講座の、
雷沢帰妹六五の占考]に
こんな文章があります。

願ひごとなど、十の才能があつても、
八を望んで調ふといふところです。
十を満たせば却つて破綻・決裂を生じませう。

なぜこのように見ているのか、
おわかりになるでしょうか? 

愚思うに、
爻辞の「月幾望」を見ての
判断だと思います。

「八を望んで調ふ」というのは、
望=満月=十 のちょっと手前だから、
「八」なのでしょう。

「十を満たせば却つて破綻・決裂」は、
月は陰の象徴ですから、
陰が十となって満ちてしまうと、
坤の上六にあったように、
陰はまるで陽のようになり、
陰と陽は互いに戦うようになるからです。

易経を読んでいなければ、
まるで意味不明かもしれませんね。

しかし、それでは、
三変筮は出来ないのです。