ラグビー大学選手権の決勝、
帝京 vs 明治 の試合。
おそらく帝京大学の方が、
押す力、前に出る力は強いと、
個人的には予想していました。
そこで明治を主体として、
「明治は帝京に勝てるか」
で卦を取っておいて、
得卦を頭の中に浮かべながら、
決勝戦をテレビ観戦したのでした。
得卦:水沢節の初九
筮法:三変筮
節卦には、
苦節という言葉がありますが、
明治にとって ‘苦戦’ であることは、
間違いないと思いました。
卦のイメージを
言葉にするのは難しいのですが、
一分の隙も許されない、
重苦しい試合展開であり、
相当厳なる姿勢で敵に向かわなければ、
勝つことは難しいでしょう。
そして、
厳にして勝つ見込みがあるのは、
四爻、五爻のみである。
試合を見ていて思いましたが、
得られたのは初爻でしたから、
明治は帝京に対して、
激しく、厳しいプレッシャーは、
かけられていないようでした。
というより、
帝京の圧のほうが、
すさまじく強かったのでしょう。
明治伝統のスクラムも、
随分と反則を取られていましたし、
プロップの体が浮いてしまうほど、
明治のスクラムは粉砕されていました。
結果、
14対27で帝京が勝利したのですが、
点差以上に帝京大学の圧勝でした。