『易─占法の秘伝』も p.320 まで来ました。
「真勢の神明の占」まで。
神明の占は有名であるらしく、
写真はその占例に対して、
大岳氏が発しているコメントです。
「現代の易占家は銘記すべき一言であります」
と『占法の秘伝』の著者は申しております。
真勢は名前を当てる占をしたり、
病気を占っているのに、
この人は商いを望んでいる、
そしてそれはうまくゆくだろうとか、
女の兄弟があって盲人だとか、不慮の死を遂げ、
「松」の木が倒れて家の何処何処で死すとか、
それは八月の早朝だとか、庚辛の日だとか、
病占とは関係のないことまで読んで、
それがイチイチ当たっている。
これは神明の占である。
そのような引用文があって、
谷川龍山、柳下尚範、加藤大岳、
それぞれがコメントを付している。
易占を志す者ならば、
一度は読んでおくべき文章です。