読んだブログに、
「新型コロナ国内感染の推移」
を筮した記事がありました。
ネットの易占には珍しく、
合理的な考察がなされており、
へ~、と感心した次第です。
なかなか素直な、
よい卦が得られていますので、
ここに使わせていただき、
小生の感想を述べてみます。
× × × ×
筮したのは二月初旬らしく、
得られたのは 予之未済 と。
予 未済
☳ ☲
☷ ☵
予は、
・春になり地上で陽気が暴れる。
・予め備えよ。
という卦です。
これは、
占った時点の状況、
そのものではありませんか。
之卦は未済で、
それが未だととのはないと。
当分、
収束する見込みはないと、
出ているのです。
二月の始めに、
「予め備え」ておれば、
あるいは之卦のようには
ならなかったのかも、
しれないのですが。
(終息は無理にしても)
でも、
後の祭りのようですね。
ひょっとして、
この未済は、
「でも備えないだろう」
ということなのか。
無為無策。
手をこまねいて見てるだけ。
・・と。
象を見ます。
本卦三四五にある、
坎をウイルスと見ました。
これは、
「目に見えない」ということで、
卦中に内在しているのか。
このウイルスは、
之卦において消えてはおらず、
それどころか、
初二三にも坎が生じており、
さらに蔓延していく・・
× × × ×
小生、斯様に
この卦を眺めたのですが、
この占の何よりも素晴らしいのは、
卦意だけで、
スパッと占が完結される、
という点です。
象をこねくり回したり、
生卦法だ、〇〇流だとやるより、
上等な占だと思います。