易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

曲肱の楽しみ

豫二爻は、
うらなうに際しては停滞運ですが、
義理易においては理想の楽しみであるようです。

楽は耽るべからず。逸は縦(ほしいまま)にすべからず。
憂患に生きて安楽に死す。
六二の豫こそ孔顔曲肱陋巷(きょっこうろうこう)の楽である。
(沈起元 「周易孔義集說」)


豫六二 「介于石。不終日。貞吉」 の楽こそ、
子・回の云う楽なのであると云っています。


論語」 述而
疏食を飯(くら)い水を飲む、
(ひじ)をげてこれを枕とす。
楽しみ亦た其の中に在り。
(粗末な暮らしにも楽しみはある)

論語」 雍也
賢なるかな回や、
一箪の食、一瓢の飲、陋巷に在り。
回や其の楽しみを改めず。
(賢いものだね、顔回は。
貧しい暮らしの中でも、
自分の楽しみを改めないのだから)