易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

乾坤は天地であり父母卦である

どの卦にあっても、
初九、九二、九三、九四、九五、上九は、
乾為天の、
初九、九二、九三、九四、九五、上九の
気分をもっている。

坤為地の、
初六、六二、六三、六四、六五、上六も
またしかり。

公田連太郎翁は、
「気分」という言葉をよく使いますが、
六爻の中の陽爻、陰爻は、
乾坤六爻の「遺伝子」をもっている、
と云ってもいいでしょう。

たとえば、
沢地萃の九四は景気のよい爻ですが、
本来的には潜淵の爻(乾四)であり、五の君主を
凌ぐようなことがあってはならないのです。

そういうことを意識して、
384爻を学ぶとよいでしょう。