最初に易経を読んだ時には、
易辞はとっつきにくいと感じた。
雑多な感じがしたし、
美しくもないし、
主観の入り込む余地はなかった。
そう、
まるで読めなかったのだ。
しかし「易経講話」を読んでから、
易経の読み方、楽しさを知り、
ようやく スタート が切れたとおもった。
今は、
オヤ? と思う辞に遭遇すると、
それを誦し、心の中で反芻して、
その意味を考えたり、象を考えたりして
楽しんでいる。
今日のそんな一句。
師出以律。━━ 師初六
師は出づるに律をもってす。
戦争・軍隊の卦だから、
語感に威厳があって キリリ としている。
オーケストラ が演奏をするには、
譜面がしっかりしていなければならない、
と言い換えてみた。
野球、ラグビー、会社組織・・
これらもかくあるべきであろう。