易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

易辞を味わう

最初に易経を読んだ時には、
易辞はとっつきにくいと感じた。

雑多な感じがしたし、
美しくもないし、
主観の入り込む余地はなかった。

そう、
まるで読めなかったのだ。

しかし「易経講話」を読んでから、
易経の読み方、楽しさを知り、
ようやく スタート が切れたとおもった。

今は、
オヤ? と思う辞に遭遇すると、
それを誦し、心の中で反芻して、
その意味を考えたり、象を考えたりして
楽しんでいる。

今日のそんな一句。

師出以律。━━ 師初六 
師は出づるに律をもってす。

戦争・軍隊の卦だから、
語感に威厳があって キリリ としている。

オーケストラ が演奏をするには、
譜面がしっかりしていなければならない、
と言い換えてみた。

野球、ラグビー、会社組織・・
これらもかくあるべきであろう。