易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

読まれた過去記事

易経を読む」というタイトルの過去記事です。
誰かが遡って読んでいたようなので再掲します。

× × × × 

易経を読む」と云っても、
初めのうちはその意味すらわからない。
愚生もそうでした。
愚生の場合は誰に習ったからというより、
易経講話』を腰を据えて独習するようになって、
はじめて遠くに光が見えたように感じました。
ただ「易経を読む」がどういうことかは、
それから10年ほどして、やっとこさ、
うっすらと見えてきたといった按配でした。
たとえば学び始めの頃は
「吉凶悔吝」のサイクルを知っただけで、
ツイートするなんてことがありますが、
これなど典型的な初心者の行為です。
この段階ではまだ「易経を読む」の何たるかは、
まるで見えていないでしょう。
その他「禍」と「災」の違いとか。
「積善・積不善の家」とか。笑
初心者のお好きな、うんちく、です。
しかし易はもっと深いですからね。
斯く云う愚生にしてももちろんまだまだでしょう。
ただ云えることは「易経自体を読むべし」ということ。
特に、卦辞。爻辞。彖伝。象伝。
それと忘れてならないのは、卦。爻。
卦と爻を読まない人が実に、実に、多い。
易は卦爻が「主」で、
辞は卦爻に配された「副」です。
そういうことを意識して易経そのものを読むと
いいと思います。
今はいい註釈書が出ていますから、
「それ」を読むこと。
一読、わからないからといって、
正道を外れてはなりません。