朱子の新注です。
古書 100円で買いました。
以前の持ち主は女子大生。
(おそらく48年前の)
東京大学の教材だったのか。
こんな内容の本です。
「子、怪・力・乱・神を語らず」
・・は有名な章です。
孔子について、
門人が云った言葉です。
諸橋轍次先生の本には、
ちょうど写真中の「謝氏曰・・」
を訳した箇所があります。
宋の謝良佐はこの章を解して、
聖人は常を語りて怪を語らず、
徳を語りて力を語らず、
治を語りて乱を語らず、
人を語りて神を語らずと言っているが、
又一説として大要を得たものと思う。
孔子は、
「怪」や「神」など、
不可思議なこと、
神秘なことについては、
語らなかったと。
Twitter など、現代は
この章の逆で溢れています。
徳や治を語らず、
誹謗中傷、高圧的態度、
論点外し、印象操作・・
などなど。
これでは国が乱れるわけだ。