失せ物占(三変筮)は、
まず「見つかるか」を占って、
見つかると判断できたら、
「ではどこに在るのか」
を占うとよいです。
その方が判断しやすいからです。
しかし多くは、
「〇〇を失くした。
そこで筮に問うたところ、
××××という卦を得た」
と占が乱暴なのです。
こうした占い方では、
得られた卦が何を示しているのか、
非常にわかりづらいのです。
なぜなら、
「占的が曖昧である」
もしくは、
「これでは占的がないに等しい」
からです。
まずは、
機械的でもいいから、
- 見つかるか。
- どこに在るのか。
の順に占的を立て、的を小さく絞って
占うという習慣にするとよいのです。
屁理屈は、このような
基本形が出来るようになってから、
ということでお願いします。