「〇〇してよいか」のように、
新たに〇〇を始めることの
可否を占って、地天泰の六五を
得たとしましょう。
爻辞はこう。
帝乙帰妹。以祉元吉。
「もって
とありますが、安易に
吉判断をしてはなりません。
この爻辞は、
安泰が崩れて来た時にどうするか、
が書かれてあるのであって、
運気自体は衰退しているのです。
六爻の言葉は、
安泰をいかに保持していくかが、
説かれているのです。
ですから、
新規に何かを始める場合には、
衰運につき現状を動かすな、と、
得られた爻を読むことになります。
爻辞占は単純ではないのです。