兌為沢 初爻の結婚占を考えます。
大岳氏の判断はこうです。
婚姻は纏まると見ます。
求むること少なく、
与ふること大なるべきを心掛けて
良縁とすべきであります。
(易学大講座)
成否占ならば、
この結婚話は「纏まる」。
和して兌ぶからでしょう。
結婚の可否占ならば、
条件付きの「良縁」です。
求めないで、与えなさいという・・
なぜ条件が付いているのか?
- 重卦は結婚にはよくない面がある。
- 自分を通そうとしたり、欲で動くと伏卦が出て来る。
・・からです。
爻辞によれば、
「和兌」を守って「吉」が得られるのですから、
相手を悦ばせるようにするとよいのです。