- 略筮 *1 は爻位を主として判断する・・
- 中筮法は爻変して之卦を見る・・
ということが、
易学大講座(八)の p.118 にある、
「筮法の如何に依る
之卦の軽重を教へる例」
という占例に出てきます。
易学大講座も第八巻になると、
大岳氏はすでにこういう考えを
お持ちだったようです。
興味のある方は、
目を通してみてください。
ただ、大岳氏は、
易学大講座においては、
「略筮」と云っていますね。
明確に「三変筮」と云っているのは、
柳下先生なのかもしれません。
私は、三変筮と称して
略筮とはいわないことにしています。
(易─占法の秘伝 p.195)
いずれにせよ、大岳氏は、
早い時期から現在の三変筮の考え方を
お持ちだったようです。
*1:正しくは三変筮。