易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

易経流帝王学

雷水解の彖伝は、後半で、
天地の「解」を賛美しています。

天地解けて雷雨作(おこ)り、
雷雨作って百果草木みな甲坼(こうたく)す。
解の時、大なる哉。

これにつき、
柳下「易入門」には、
このような解説があります。

王者が、天道に則って民に恩恵を施し、
虫草木に至るまで養育することは、
解の時に順応して、
天地と徳を合することである、
というのです。

この解説は、おそらく、
程伝を参照したのだと思います。

程子はここで、
帝王の道を述べているのです。

乾為天の文言伝にも、

それ大人は、
天地とその徳を合わせ・・

とあるのですが、
これは易の「理想」です。

帝王たるもの、
天地とその徳を合せて、
天下を治めなさいと、
いうのですね。

易経流の帝王学です。