易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

ある六変筮

たとえば、来年の年筮が
「升の蹇に之く」
だったとしましょう。

すると、
何か世に出るための努力をするが、
なかなか成果が表れないで中途挫折すると、
本之卦を読むことができます。
    
之卦の蹇は、
険が前にあって止まる象だし、
もし、升の努力が実るのだったら、
之卦は火地晋だったと思われるから。
    
それが蹇ですから、離の太陽が
三四五爻に埋もれているのです。