ネット上、よく見る辞です。
過去記事を再掲しておきます。
× × × ×
積善之家、必有餘慶。
積不善之家、必有餘殃。
━━坤初六、文言伝
善(陽)を積んで行く家は、
地天泰になるから必ず餘慶あり。
不善(陰)を積んで行く家は、
天地否になるから必ず餘殃あり。
・・と、これは意訳です。
× × × ×
ところで、
「積善之家」「積不善之家」 ということで、
「家」 となっています。
「私」 が善を積んだのだけれども、
「私」 にだけ慶びが訪れるのではない。
ご先祖様の積善が、子孫である
私にも餘慶をもたらしてくれるのである。
(積んだ余りの慶びがある)
これは不思議なことです。
それも 「必ず」 なのですから。
因果応報っぽい考え方なので、
易経らしくないという人もいます。
ちょっと仏教的な箇所であると。
× × × ×
(おまけ)
全国的に、
テレワークが多いせいか、
当ブログの閲覧者もすこしずつ
増えてきています。
特に関西方面の方の訪問が、
頻繁であると感じます。
一人の方が、
遡って過去記事をいくつも読んでいる
といったことも。
まあ、
よろしくお願いします。