2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ふつう、 陽にとって陽は親しみ難く、 陰は柔らかく承け容れてくれるので、 陽は陰を愛してしまう。これに対して、 陽同士、あるいは陰同士の応爻関係は、 助け合う関係とは見ずに、 不応、敵応、害応などと云われます。ところで、 義理易には「同徳相応」と…
火沢睽の三爻を得た場合、 略筮を用いる人は、 どう判断するのだろう。たとえば、 「新たに〇〇してよいか」 を占ったとしましょう。これが三変筮なら、 爻辞が・・見輿曳。其牛掣。 其人天且劓。 无初有終。・・ですから、 髪切りや鼻切りの刑に遇うがごと…
睽卦の伝の、 これらの辞は対応していると 思われます。彖伝曰、 天地睽而其事同也。 (睽きて同じ)大象曰、 君子以同而異。 (同じくして異なる)言葉遊びのようですが、 どちらも睽の「時用」を 述べています。
儒教について述べています。 写真:高島易断
暮れも押し迫ったある日、 ふいに日本人の小説を読もうと思った。 以前見た新潮文庫の川端康成「山の音」 の紙触りがよかったからだ。 年末書店に行くとレジ前には、 30人くらいだろうか、長蛇の列。 店員サンが「最後尾」のプラカードを掲げていた。 ぎょえっ…
新年に贈る言葉。× × × × 天之所助者順也。 天の助ける所の者は順なり。 人之所助者信也。 人の助ける所の者は信なり。 ── 易経、繋辞伝 × × × × オレが、オレが、と、 自己、自我を押し出す人は、 天から見放されます。順(すなお)でなければ、 天の助けは得…