易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

師は柔をたっとぶ

易経の序卦は 訟 → 師 と続きます。
    
小さな争いが大きな争いになっています。
下体はともに坎(険)ですが、
小さな争いの上体は乾で、
大きな争いの上体は坤です。
なんか、逆のような気もしますね。

戦争は坤でたくさんの兵士、
ということもあるでしょうが、
また戦争において、易は、
柔を重んじているのだと思う。

もちろん戦いですから、
剛でなければ負けてしまうのですが、
その剛は臣下の位である二爻にあるというわけです。
一陽五陰で家来の二が統帥するというのです。
そして五爻の君主は柔である。
戦いを命ずる君(五)は柔中であり、
戦いを行なう大将(二)は剛中である。
これが理想であるようです。
戦は剛一点張りではだめで、
大将である二爻の剛も、
下体であるし、
中徳をもっているし、
柔位にある。

易は戦さの理想を
こんなふうにみているのでなはいかと、
俺は思います。