易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

占は心を引き締めて

占者は自惚れたり傲慢になってはならぬ。
これでは兵庫県知事(齋藤元彦氏)のようだから、
誰でもそう思うでしょう。
余思ふに・・
それともう一つ守るべきは、
「心を緩めてはならない」
ということです。
占は、慣れて来て心が緩むと、
とんだ ミス を犯すようになる。
よくあるんですよ。そのために
お師匠さんから叱られたり、
お客さんから苦情が来たりすることが。
「先生」なんて呼ばれて、
心の隙ができやすいからね、占師って。
ちょっと褒められるとすぐズに乗っちゃって。
易経の六十四卦は、
兌 → 渙 → 節 
と並んでいますが、
ゆるむ → 散る → 引締める 
ということなんだよね。
易はだいたい、
よろこぶ、たのしむ、かんじる・・
ということを警戒してんだよね。
私情私欲に溺れ、判断を誤り、
運を落としやすいから。
そうならないためにも、
占者は心を引締めて、
易にいう「貞」を守ることが必要です。
でないとまっとうな占断はできません。
ネット や占い学校の交友関係は、
心が緩みやすいから注意した方がよい。