易占(三変筮)は、
占的を小さく絞り、
得た卦爻は、占的に対する答えを
正しく示している、
そう考えた方がよいのです。
(勿論「真剣」に卦を求めた場合です)
しかし、実際は、
得卦は占的を超えることがある、
と思うことがあるかもしれませんね。
ですが易占を行うにあたっては、
前者のように考えた方がよいのです。
これは野球における バッティング に似ています。
打率の良い選手は、配球を読んで、
狙い球を絞って バット を始動しますよね。
ただ来た球を打っているうちは、
調子のよい時はいいのですが、
年間を通せば大した成績は残せないのです。
得卦は必ず占的に答えている、
そう思って易占した方が、
その都度ふらふら卦を見ているより、
安定した占になるのです。もともと
100%当てるなんて無理なのですから、
このように考えた方がよいのです。