兌為沢の卦辞に
「利貞」とあります。
これを
「占ったことには利がある」
と解するより、
「貞を保ったほうがよろしい」
と理解した方がよいと思う。
兌はよろこびの卦だけど、
よろこびを求める心は、結局、
私欲に走ることになり、
運勢を壊してしまうから。
そこで、
「利貞」の辞を添えることで、
占者を戒めているのだと。
日運で得たのだったら、
「利貞」をよい意味で解してもいいけど、
年運や大事を占った場合には、
戒めとしてとらえたほうがよいだろう。
兌☱は、
二陽に一陰が乗った形だから、
(男たちに チヤホヤ されている女だから)
ウヌボレ やすいんだよね。