易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

父の入院占

3/9、高齢の父が歩行不能となった。
蛸のような状態である。
3/11病院に相談し、3/13介護 タクシー で外来へ。
この間、日ごとに衰弱していった。
死ぬのかな、と ワタシ は思った。
月筮は六三で「しかばね輿になう」。
まさに生きる屍の運搬でした。
検査をすると即入院。
極度の低 カリウム 状態でした。
いつ心臓が止まってもおかしくないと。
一週間後の主治医の説明では、
大量の点滴によって命は保っているが、
尿から カリウム がじゃんじゃん放出されていると。
このとき取った卦は九四
四は震の主爻で坎の病を抜け出る象・・
だといいなと占断。
3/31四月に退院できるかで九五
病が散って退院か!? 
辞に「王居を渙らす」とある。
だがこれはそのようではありませんでした。
4/4主治医からの電話で「少しめどが立った。
新しい薬を使用するがいいか」という内容でした。
一年に一人いるかどうかの病らしい。
しかし、薬が功を奏したようで、
幸運にも5/16に退院できたのでした。
五月の月筮は初九「車を舎てて徒す」。
車いすを捨てて自分の足で歩く! 
看護師さん曰く、
「最初は ダメ かと思いましたが、
 こんなに元気になられて・・」
医師、看護師、リハビリ、栄養士、事務の方・・
皆さんの チーム 力によって助けていただきました。
今はすっかり歩けるようになり、
通所 リハビリ に通っております。
ちなみに九五ですが、
これは希望が散る意だったのでしょう。
得られた五爻は、退院は「五」月であるよと。