柳下「易・占法の秘伝」が絶版となり、
それでも読みたいという人は、
ウナギ上りであったのに、イザ 復刻本が
出版されて入手可能となると、パタリ
と同書を語る人は消えてしまいました。
ネット においては同書の「内容」について、
語られることは皆無であるようです。
以前、ブログ主が某占い専門書店の
女将と話した際には、
「柳下先生の本は難しくて読める人がいない」
ということでした。
先生のお弟子さんの一人も、
「僕が教えようかな・・」
と女将に ボヤ いていたそうです。
「易・占法の秘伝」の序を見ると、
始めは私の門下の人達に
分かち残そうと考えたものですが、
とあるように、
当初は一般向けに書かれた本では
なっかたのです。
なのでいきなり同書を読んでも、
なかなか著者の真意をつかむことは
困難であると思われます。
それともう一つ。
柳下易は易経を読むことが必須なのです。
先生はさる高弟の方に、
「易経を読めば他に何も読む必要はない」
と教えていたそうです。ゆえに、
易経を読む読解力がないと、柳下先生の
著作を読んでも的外れな解釈しか
出来ないのです。
以上の二つの点において、
柳下本を正しく読むことは
難しいと思われます。