自分のことを占う場合には、
骰子(さいころ)で卦を求めている。
何となく自分の易(三変筮)には、
骰子が合っている気がします。
瞬時に、スパッと、
䷿
時の断面らしきものが
示されるから。
それはさておき、
骰子による立卦につき、
こんな記述がありましたので、
引用しておきます。
筮竹を用ひぬ易
筮竹を用ひずに卦を求め、
易占を行ふ方法は数多く存して居るが、
第二世呑象は八面の骰子を特に造らせ
各面に卦を記し、之を二度振つて一卦を求め、
普通の六面の骰子に依つて爻を得る方法を
用ひることが尠くなかつた。
(加藤大岳「易学病占」)
ここに云う第二世呑象とは、
高島徳右衛門のことです。