巽為風 二爻の辞には、
巽在牀下。用史巫紛若。吉无咎。
と史巫(しふ)が出て来ます。
史は「かんぬし」で、
巫は「みこ」です。
馮椅はこうも云っています。
周官に史は卜筮を掌(つかさど)り、
巫は祓禳(フツジョウ・おはらい)を掌ると。
卜筮はその吉凶を占する所以にして、
祓禳はその災害を除く所以なり。
(新釈漢文大系 易経 折中引)
細かいことはどうでもいいのですが、
この 史巫を用ゐる の辞を得たら、
「史巫を用ゐるべし」と読んで、
お祭りをしたり、卜筮やお祓いをすると
開運につながるというのです。
かつて、易の研究会において、
ブログ主は盛んにこう教わりました。
こんなふうな判断が出来るのも、
爻辞占ならではです。