易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

周易小辞典

持ってはいても、ほぼ
開いたことのない易占本があります。

ブログ主の場合、
・紀元書房「易占の神秘」
・日本開運学会「周易小辞典」
などがそれにあたります。


著者は横井伯典氏。


<キーポイント> の 6行目に、
「時にゆったり時にさわがしい愛情」
とあります。

これは巽為風の占意ですが、
風は強くなったり、弱くなったり、
起伏がありますからね。

あるいはまた  の
下は陰爻でゆったり、
上は其究為躁卦(説卦伝)でさわがしい、
ということなのかもしれません。

横井氏の占意は、
身近で親しみやすい表現なので、
使いやすいと思います。

ただ、
この本はいわばレジュメなので、
本体である ‘講義’ に当たる本がないと、
易の理解は深められないでしょう。

普段から易経を読み、
本書をレジュメとして活用すれば、
有益なのではないでしょうか。