持ってはいても、ほぼ
開いたことのない易占本があります。
ブログ主の場合、
・紀元書房「易占の神秘」
・日本開運学会「周易小辞典」
などがそれにあたります。
著者は横井伯典氏。
<キーポイント> の 6行目に、
「時にゆったり時にさわがしい愛情」
とあります。
これは巽為風の占意ですが、
風は強くなったり、弱くなったり、
起伏がありますからね。
あるいはまた ☴ の
下は陰爻でゆったり、
上は其究為躁卦(説卦伝)でさわがしい、
ということなのかもしれません。
横井氏の占意は、
身近で親しみやすい表現なので、
使いやすいと思います。
ただ、
この本はいわばレジュメなので、
本体である ‘講義’ に当たる本がないと、
易の理解は深められないでしょう。
普段から易経を読み、
本書をレジュメとして活用すれば、
有益なのではないでしょうか。