火山旅の六二は、
旅にあって、宿、旅費、召使の
三拍子がそろっています。
旅即次。懐其資。得童僕貞。
象曰、得童僕貞、終无尤也。
しかし、
吉とは云わず、
「終に尤(とが)なきなり」
となっていますね。
これは、やはり、
親しみの少ない旅卦だからでしょう。
では、
結婚の可否を占って、
この爻を得たらどう判断しますか?
条件に不足はないが、
ある程度のさびしさがある?
また、
この結婚が、
難民だとか、身寄りのない人の
占だとしたら?
ようやく安らぎを得られる?
・・など、など、
いろいろ考えられますね。