易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

旅六二の結婚

火山旅六二は、
旅にあって、宿、旅費、召使の
三拍子がそろっています。

旅即次。懐其資。得童僕貞。
 象曰、得童僕貞、終无尤也。

しかし、
吉とは云わず、
「終に尤(とが)なきなり」
となっていますね。

これは、やはり、
親しみの少ない旅卦だからでしょう。

では、
結婚の可否を占って、
この爻を得たらどう判断しますか? 

条件に不足はないが、
ある程度のさびしさがある? 

また、
この結婚が、
難民だとか、身寄りのない人の
占だとしたら? 

ようやく安らぎを得られる? 

・・など、など、
いろいろ考えられますね。