易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

続・元首相の死

以前、
このようなモノを書いたのですが、
元首相の死 - 易経を読むブログ
読まれることの多い記事のようです。

で、アウトラインのみ、
加筆して書いておくことにします。

この占は、
銃撃の30分後に取ったもので、
占的は「命は助かるか
筮法は三変筮でした。

占的に対する答えは、
得卦に示されていました。

なので愚生が頭を悩ませたのは、
得られた爻の意味でした。

そして、一日考えて、
心臓・血管が傷ついて失血したという事実が、
この爻の得られた意味なのだな、
と自分なりに易を読み解いたのでした。

その際、
愚生がオヤと思ったのは、
伏卦が雷地豫だったことでした。

豫は繋辞下伝にこうあります。
重門擊柝、以て暴客を待つ。

すなわち、
暴客がやって来るから、備えよと。

これは事件後に得た伏卦ですから、
事件の背景としての意味なのですが。

しかし、
豫卦のこの占意は、
運勢占に得た場合などに、
応用出来ると思います。

嫌な客がやってくる、
みかじめ料を取りに・・
税金を取りに・・
空き巣に狙われる・・など。

覚えておくとよいでしょう。