三変筮の機構を活かすためには、
占的をなるべく小さく、そして
具体的に絞ることが必要です。
問占者の(とりとめのない)話を聞いて、
適切に占的を立てられる・・
ここには占者の実力が表れます。
三変筮の占的の設定については、
柳下尚範先生はこう申しております。
なるべく答えがあいまいにならないように、
即ち極端にいえば、
「進め」「進んではいけない」
「よい」「わるい」
と明快に判断できるように、
占的を設定する時に考えておくことです。
これは判断がすっきりできて、
しかも誤まらない秘訣なのですが、
あまり知られていません。
大事なことですから
どうか忘れないようにしてください。
※赤字はブログ主による。
先生は「秘訣」と云っていますが、
世間、ネット上で目にするのは、
曖昧、いい加減な占的ばかり。
占的の無いものすらあるのですが、
いったいどんな占をしているのでしょうか?