当ブログでは、
易占の基本書として、
「易学大講座」をお薦めしていますが、
その他「真勢易秘訣」に収録されている、
《真勢易の六十四卦象意考》
をも推薦したいと思います。*1
この象意考には、
各卦の重要な占意(卦意・卦象)と、
16項目の占断例が記されてあります。
これらの卦意・卦象につき、
著者の大岳氏はこう述べています。
単に占断の上にばかりでなく、
易そのものを解する上にも
大切なものなので・・更に其の卦を判断する際の
秘伝口訣などをも悉く示し、・・
× × × ×
占については、
「大講座」の占考ページと、
この「真勢易」の象意考とを
しっかり押さえておけば、
それで十分だと思います。
生卦法などの〈技法〉は、
「大講座」に出て来るたびに、
「真勢易」で確認するという程度で、
よいのではないでしょうか。
〈技法〉よりも、
〈卦そのもの〉の、
理解を深めることが重要です。
*1:古書でしか入手できません。