易の文章は、
漢文が読める読めないよりも、
易の機構についての理解が希薄ですと、
何を云っているのかちんぷんかんぷん
だとおもいます。
乾坤の交わる、三索して艮を成す。
(程伝)
たとえば、
こうした文句など、
説卦伝(岩波易経 下 p.297)がわかっていなければ、
ただただ不可思議な文言でしょう。
易を読むムツカシサは、
頭の良し悪しというより、
易の機構を知らないという、
この一点に尽きると思われます。
ましてや、
「文章読解力」であるとか、
「イメージ力」
「辞書を引く」
「漢文法の理解」
「易経概論」
ということでは、ありません。