易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

ザ・易者

新釈漢文大系 易経に引用されている、
程伝の註釈を読んで、
「立派な文章だなぁ」と思いました。
そして下文に朱子本義を引くにあたって、
今井先生はこう書いていました。

本義は、これ(程伝説)を簡明に
・・(省略)・・
と要約して述べている。

朱子の本義に比べれば、
程伝は理屈っぽく、厳格かつ厳密で、
「道」をキッチリ説いています。

ですから
凡人には立派過ぎて、
占には用いにくいかもしれません。

それより、
朱子周易本義、岩波易経の方が、
シンプルで占に使いやすいのです。

しかし、
本来の「易者」というものは、
筮竹を使ったパフォーマンスではなく、
ビシッと可否を断じ、その上で、
天の道、人の道を説いて、
問占者の幸福に資するという、
そうした人を云うのでしょう。

それゆえ、
天の道を語るためには、
占筮派、義理派を問わず、
易経を読まなければならない。

日々易経を読み、
可否を断じたり、道を説く人が、
本来の易者なのです。

柳下先生が、
程伝を推奨する所以です。