以下は、お遊びの〈雑占〉です。
× × × ×
この試合にヤクルトが勝てば、
日本一に王手となる試合でした。
オリックスを応援している小生は、
第四戦(24日)の勝敗に気をもんで、
易卦を出してみました。
「本日の第四戦はオリが勝つ」
を筮して、鼎の二爻を得ました。
一瞥、鼎の意味が不明でした。
が、爻辞の通りに占断して、
敵があってもトガはないのだから、
「今日はオリが勝つだろう」
と予想したのですが、
(おみくじ易!)
結果は1対2でオリの負けでした。
後で振り返って、
オリは第二戦、第三戦と連敗していたので、
鼎は貞、定(テイ)に通じるということで、
前日の試合と同じ結果だったのではないかと、
そう得卦をとらえてみました。
得られた二爻も、
まだ料理の食べられないところで、
鼎の役割を果たせないところです。
と、
そんな反省をしました。
次に第五戦(25日)。
この試合にヤクルトが勝てば、
日本一が決まってしまいます。
同じ占的で筮すると、
得られたのは遯の上爻。
直感的に、
「今日はオリの勝ちだ」
そう思いました。
なぜなら、
第一戦から第四戦まで、
すべて1~2点差の大接戦でしたから、
今度はオリが逃げ切るだろう、
とそう思ったからです。
遯は「逃げる」ですからね。
得られた上爻も、
唯一スパッと逃げ切れるところです。
結果は、
6対5でオリが勝ちました。
一時、ヤクルトの山田選手の
同点3ランがありましたが、
9回表、代打のジョーンズが勝ち越しの
ホームランを放ち、あとは抑えの平野投手が、
ヤクルトの上位打線を打ち取って、
1点差で逃げ切ったのでした。
9回に勝負が決まったのは、
まさに卦の終りである、
上爻を示しています。
これでオリは、
神戸に帰れますから、
あとは結果よりも
試合内容を楽しみたいと思う。