7日が立冬だから、
もう「秋」ではないのかもしれないが、
気候がよいせいもあって集中力が増し、
読書の秋を満喫している。すなわち、
ボードレール「悪の華」と「論語」を
深入りして読んでいる。
小生は「易経」を読むのが日課だから、
純一に読み込むことは出来ないが、
興味をもって、かつ、楽しく、
両書に親しんでいる。
どちらも註釈に振り回されることなく、
言葉・文章そのものを味わうことを
心がけている。
「悪の華」には文語訳、口語訳の翻訳があって、
それぞれの言葉遣いを楽しんでいる。
「論語」の文章は文学にも比すべき
立派な文章であり、じっくり読んでいると、
心を豊かにしてくれるようである。