易の達人になれば、
将来、起こるであろうことを、
バシバシ予言できるようになるのか?
加藤大岳氏は、
易占と予言につき、
こんなふうに述べています。
易占は非常に神秘的なもので、
人智の及ばない霊験を表わして、人の成り行く先や、
事の次第を予言するものであるかのように、
ある人たちの間では思い込まれ、また、
それを宣伝している向きもないではありませんが、
人間の作り出したものであり、
人間の操作する行為なので、
人智・人力以上に超越した摩訶不思議な
予言をこれに求め期待するのは、
誤りであることを覚らなければなりません。
(昭和50年「歴史読本」臨時増刊号)
なので易占は、
特殊能力による、摩訶不思議な、
「予言」ではありませんので、
そこんとこ、ヨロシク。
少なくとも、
加藤大岳氏の易占は、
予言とは相容れないものである、
ということです。
では易占の効用とは何か?
実は、
そういう話も書いたのですが、
理屈っぽくて不自然な感じがしましたので、
削除してしまいました。