新型コロナの蔓延にともない、2010東京オリ・パラの「1年延期」が、2010年3月30日、正式決定した。そこで「2011年夏には開催されるか」を2010年4月に筮して 賁の不変 を得ました。
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得卦の賁(＝文飾の卦)をオリンピックの開催と取れば、これは不変卦で変化がありませんから、オリンピックは開催されると考えられますが、小生にはどうも賁では “淡い” 感じがしました。夕日の美しさですからね。そこで、下卦の離をオリンピックと取って、この離が止められる象であると、この離下艮上の形によって「2011年夏には開催されない」と卦を読んで会報に書いたのでした。でも開催されましたね。賁で “淡い” と感じたのは、開催されたのが「無観客」だったからでしょうか。しかし、今となって考えてみると、JOCも、IOCも、菅首相も、小池都知事も、占うまでもなく、新型コロナがどうであろうと、中止という選択肢はなかったようで。そういうところを筮前の審事として、考慮すべきだった・・と反省したのでした。しかし、普通の占で賁が出たら、賁は「白賁」がよいという卦ですから「やめた方がいいですよ」と云うのですが、この占は当事者に相談されたわけではないので、もっと大会関係者が依怙地であることを考慮すべきだったのです。
