易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

一卦・六爻・一か月

易を学び始めの頃は、
一日一爻読むという方針を立てて、
一年ちょっとで384爻を読むということを、
二回転しました。しかし、これでは
上滑りしてばかりで、
辞をじっくり読めていなかったのと、
卦義の重要性も認識し始めていたので、
その後こういう読み方はしませんでした。
それからは一卦の義を一週間かけて読み、
一爻を三日かけて読むことにしました。
そうすると64卦384爻を一回転させるのに、
五年ちょいということになります。
はたしてこの読み方が合っていたようで、
現在も進行中なのです。
易の読み方については、極端に云えば、
一卦6爻をじっくり読んだ方が、
のんべんだらりと64卦384爻を読むより
有用であろうと思われます。
公田連太郎翁もそんなことを述べていて、
一卦を徹底的に読めば、易卦は他の63卦に
繋がっているものだから、結局すべてを読む
ことになると。まあ易は小宇宙のように、
細部が全体に通じている高度な体系ですからね。
その究極が乾為天の一卦ということに
なるのでしょう。おや、話が
とりとめのないものになってきましたので、
これで終わりにします。