「願いごとは叶うか」
を三変筮で筮して、
山沢損の上九を得たら・・
願いごとは成就の時となつてゐます。
この機を逸したのならば、
新規蒔直しで出直さねばならぬでせう。
(易学大講座)
・・と判断できます。
「成就の時」というのは、
損卦の上爻は ‘損中の益’ で、
これまでの損が極まって、
益に転化するところだからです。
大岳氏は、
これまでに蒔いて置いた種が
芽を生じ花を開き、・・
と云っています。
「新規蒔直し」というのは、
地沢臨を伏しているからです。
伏卦に、*1
新しい出発、出直しの可能性、
を見ているので。
これを結婚占に応用すれば、
「このチャンスを逃せば縁遠くなる」
という判断も出来ましょう。
今の縁を掴まないと、
またゼロから婚活を始めねばならぬ。
*1:伏卦と云っておきます。