易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

占法の奥義

易占を学ぶには、
正しい易占法を自然と身につけられる環境、
すなわち易の講習会とか、研究会だとか、
そういったところに身を置くことが出来れば、
それが一番良いのですが。

しかし、
現在そうした場があるのか、
仮にあったとしても、
そのような場に参加できるのか。

なかなか難しいのではないでしょうか。

ところで現在は、
秘伝と云われる良書が入手しやすいので、
それに準じて学ぶのも一法でしょう。

たとえば、
「易─占法の秘伝」などは、
そうした良書としてお薦めできるのです。

しかし問題は、
独学になってしまうため、
大切な点を読み落としてしまったり、
独りだと切迫感がないですから、
頭だけの理解になってしまって、
実際に用いることができない、
とそんな按配になりがちです。

それはまた、
「易─占法の秘伝」のどこが大事なのか、
そこが不明なために、
生卦法などの技法を機械的に用いれば、
それだけで上級者の易占ができると、
思い込んでしまうことにも、
あるのでしょう。

小生は同書の著者ではありませんので、
断言はできませんが、
ここを理解し、
実際に活用できるようにすべきと
思われる項を挙げておきます。

  • 筮前の審事(窮理) p.127~ 
  • 筮法の選択の要訣 p.142~ 
  • 占的について p.152~ 

これら三つの各ページは、
ようく意識し、ふかく納得して、
実占で用いることができるように、
習熟すべきだと思います。

ここがこの本のキモなのです。

しかしここをよく解する人は、
ネット上には存在しないようです。

大事とも思わずに、
上滑りしてしまうのでしょう。

なので、
ここに記してみました。

まずは、各自、
「易─占法の秘伝」の該当ページを、
じっくり読んでみてください。