易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

易書あれこれ

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昔は文庫本でこんなのがありました。
著者の竹内照夫氏は、
新釈漢文大系「礼記」「韓非子」を
担当されている先生です。
しかしこの本は、
特に買う必要はないと思います。


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名著のようですが、
漢易や他の学問に通じていないと、
真意はつかめないでしょう。
「易─占法の秘伝」の著者も、
少数説のためか、おすすめして
いませんでした(p.26)。
持っていて損はないと思いますが、
普通の人が読むのには、
レベルが高すぎます。


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黄小娥女史の有名な本。
カッパ・ブックスのアレです。
読み物として、また、
言葉の表現力を豊かにするため・・
に読むのなら、よいと思います。
ただ一言付け加えますと、
三変筮は「可否」を占う筮法である、
という点をお忘れなく。


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一時期、購入を望む人の多かった本。
皆さん、読まれてどうだったのでしょう。
しかし「裏街道」を歩くよりも、
まずは「表街道」を歩こう! 
というのが、当ブログの立場です。*1
「未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん」
と、論語(先進)にあります。 

*1:もひとつ。
易経に関する本ではなく、
易経そのものを読もう!
これ、すごく大事。