咸には「人身の象」があります。
咸の上一画は人の口の如く、
中三画には腹背の象あり、
下には人の脚の象あり。
(朱子語類)出典:新釈漢文大系「易経」
☱
☶
上爻が口の象。
三四五は腹と背の象。
初二が脚の象。
・・であると。
そして、
その各々の部位に対して、
爻辞が繋かっています。
初…足。
二…ふくらはぎ。
三…股。
四…心(心臓)。
五…背。
上…口。
× × × ×
ちなみに、
占いの本には、
- 人間の立像の画象 。
- 椅子の上に安座している画象。
・・と出ています。