易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

筮法の使い分け

東洋書院『易 占法の秘伝』を
ちょろちょろ読んでいる。

「高亨氏の易説(一)」は、
興味津々で読んだし、
知的興奮を味わいました。

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× × × ×

柳下先生の本は、
大層重要なことが、
「これは重要です」とも云わず
サラリと書いてあるので、
多くの人はそれを
読み落としてしまうようです。

引用が多くなってはいけない
のかもしれませんが、
これは特に重要なことなので
引いておきます。

しかし現代のように社会が進歩し、
いろいろと複雑になっていると、
象から目指すものを正しく当てて
読み取るということは、非常に
難しいことになってきています。
そこで辞占の効用が
見直されてくるわけで、
占事によって
辞を重くみる三変筮を用いるか、
象に重きをおく六変筮を用いるか、
用いる筮法を選択する
必要があるわけです。
(p.59)

『易─占法の秘伝』を
読んでいる人はいるはずなのに・・

辞を深く読んで、
三変筮(可否占)をしてる人。

卦画や象の変化をとらまえて、
六変筮(成行占)をしてる人。

そして、
二つの筮法を
合理的に使い分けてる人。

ちまたでは、
ネット上は特にそうですが、
見たことない。