出産を筮して、
坎為水を得た場合の占考例が、
易学大講座に載っています。
そして、それは、
「易学大講座」独自の、
占考方法のひとつです。
胎孕は、・・非常に難産と見ます。
(中略)
出血が甚しく危険がありますが、
臨産の筮や経産婦の場合は
再び血を見るの意から
平産と判ずる
こともあります。
「平産と判ずる」の箇所は、
坎為水などの八純卦を得た場合の、
重要な見方だと思われます。
たとえば、
臨産であれば、
痛みを繰り返すのが通常であるから、
坎また坎という卦であっても、
凶とは見ないことがある。
「この卦は凶だから凶占である」
易学大講座では、
(大岳氏の易では)
このような固定的な占を、
一切しないのです。
重要なのは・・
「かくかくしかじかであると、
易は申しております」
・・と、
易卦を絶対視するのではなく、
筮前の審事に合せて、
易卦を読み替えることなのです。
ネット上では、
見かけませんけどね。
てか、
易学大講座を
読んでる人がいない。