易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

棺槨に入る

大過三爻は成卦主であり、
大過中の大過」であると、
2月23日のブログで書きました。

そうしますと、
この卦のこの爻は、
「棺槨に入る象」と、
見ることもできるのです。

  
  

卦の形には、
棺槨の象(繋辞伝)が、
ありますからね。

× × × ×

横井伯典先生は、
この卦のこの爻につき、
次のように述べています。

責任に耐え切れず
つぶれてしまう、という含み。
年運に得た記憶がなく、
もしこの卦と爻を得た時は、
この世の終わりになるだろうと
考えています。
健康運に得た例は多く、
いずれも痔疾の手術をして
大変な痛みと苦しみを味わっています。
ただ運勢でなく、健康運だったので
死なずにすんだということでしょう。
不慮運に得て、投機・勝負事いっさいを
慎むよう強く言ったにもかかわらず
商品相場に手を出し、
夜逃げをするような羽目に
陥った人もいます。
(現代の易)

なかなか鋭い文章です。

こういう文章を書ける人、
滅多にいませんね。

ちゃんと、
易経を読んでいないと、
書けない文章です。

× × × ×

われわれとしては、
なぜこのような占考なのかを
ようく考えてみること、
そして、
自分の課題として、
幾年にもわたって検証してみることが、
必要だと思います。

なにせ、
「棺槨に入る」という、
命に係わる占意なのですから。