× × × ×
先生がいわれた、
君子は落ちついていて
いばらないが、
小人はいばって
落ちつきがない。
(金谷 治・訳)
孔子の述べた「泰」を、
易卦の泰として考えてみても、
面白いかもしれません。
君子は泰運にしておごらず、
・・などと。
× × × ×
本格的に、
易経を読み込んでおられる方は、
決していばらない。
これは小生の感想です。
「私はわかったような
顔をしていますが、本当は何も
わかっていないのです」
ある易の先生は、
謙虚にそうおっしゃいました。
むしろ、
勉強を始めたばかりの人、
からっきしわかっていない人のほうが、
自信満々な態度をとるようです。